【令和元年】2019年度の全国労働衛生週間・準備月間の概要
建設業だけによらず、様々な業界で、「全国労働衛生週間」に毎年取り組みされていることと思います。今年度は、
- 本週間 :2019年10月1〜 7日
- 準備月間:2019年 9月1〜30日
上記スケジュールにて、全国労働衛生週間が開催されます。
日付は毎年共通のため、ほとんどの方は覚えていらっしゃるでしょう。ですが、今年新入社員の方など、全国労働衛生週間をよく知らない方もいることでしょう。ここでは、全国労働衛生週間について、内容を解説していきますね。
本記事でわかること
- 全国労働衛生週間の概要
- 全国労働衛生週間の歴史
- 全国労働衛生週間の取組み内容
7/24追記:労働衛生について
労働衛生とは何か、3つの管理方法から見えてくる取り組みがあります。その内容を記事にしましたので、併せてお読みいただければと思います。
労働衛生に重要な3つの管理方法【快適職場づくりのヒント】
「働きがいのある職場」とは、仕事が楽しく充実しているだけではなく、「労動衛生」が充実していることも必須でしょう。労動衛生を充実させるために、大きく3つの管理方法を紹介・解説します。毎年10月の「全国労動衛生週間」を充実させるヒントとなると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
9/1追記:全国労働衛生週間の準備月間について
全国労働衛生週間の準備月間について、「職場の課題」に基づく改善提案をご紹介しています。
【令和元年】全国労働衛生週間の準備月間にできること【2019年】
2019年(令和元年)も9月を迎え、全国労働衛生週間の準備月間となりました。職場は安心して健康的に働ける場所であることが理想ですが、なかなか難しいかもしれませんね。全国労働衛生週間の準備月間ということで、職場環境を見直しつつ、小さなことから改善していきましょう。
全国労働衛生週間の概要
全国労働衛生習慣は、厚生労働省および中央労働災害防止協会(中災防)が主催する取組みです。
全国労働衛生習慣の概要と目的
この取組みを行う目的は、
国民の労働衛生に関する意識を高揚させ、事業場における自主的労働衛生管理活動を通じた労働者の健康確保の促進
と言ったところでしょうか。もっと簡単に言うと、
働く人の健康の確保・増進を図り、快適に働ける環境を作る
と言うことになります。
全国労働衛生習慣で目指す職場環境
この取組みは冒頭でもお話しした通りですが、建設業だけではなく様々な業種で実践されています。どんな職場でも、
- いつまでも健康で働ける職場
- 危険がなく、安全な職場
- 衛生状態が良い職場
- 悩みや不安のない職場
というものを目指すのは共通事項ですね。
全てを快適に満足するのは困難ですが、準備月間を含め、少しずつ職場を良い方へ導いてもらいたいものです。そのためには現場の者だけではなく、経営者を含め会社全体で一丸となり、この全国労働衛生習慣に参加していただきたいものです。
全国労働衛生週間の歴史
全国労働衛生週間は、昭和 25 年の第1回実施以来、今年で第 70 回を迎えます。70年も続く伝統的な、全国共通の取組みとなります。
この取組みと、毎年夏に行われる全国安全週間は、多くある様々な取り組みの中でも力の入り方が異なりますね。専用ポスターや垂れ幕などが販売されます。
2019年7月23日現在、中災防さまではまだ販売されていないようです。
恐らくそう遠くない将来、販売開始となると思いますので、逐次チェックしておきましょう!販売されたら、このブログでも取り上げたいと思います。
全国労働衛生週間の取組み内容
全国労働衛生週間の取組み内容ですが、具体的な内容については準備月間・本週間含め、もう少し時期が近づいたら、別記事にまとめたいと思います。
今回は、簡単に、今できることについて解説します。
全国労働衛生週間の開催に向けた準備
準備月間に準備をするのでも問題ありませんが、今できることを先行しておくことで、より充実したものとなるでしょう。例を挙げてみます。
全国労働衛生週間の開催時期の周知
開催時期は冒頭の通りですが、知らない方もいるため、9〜10月にこのような取組みを実施することをさりげなく伝えるのも良いでしょう。
ポスター、垂れ幕などの手配・掲示
社名入りのポスター製作など、メーカ側で早めに締め切りを設けているものもあるため、確認のうえ早めに手配しておきましょう。
全国労働衛生週間のスローガン周知
2019年(令和元年)のスローガンは、
- 健康づくりは 人づくり みんなでつくる 健康職場
です。このスローガンを早めに掲示しておく等、皆さんが早く慣れるようにしておくと良いかもしれませんね。
国労働衛生週間に向け、できることを手掛けておこう
9月からの準備月間で色々と準備を進めるのも良いですが、意外とすぐやって来るので今のうちから何をどうおこなっていくのか、見通しを立てておくと良いでしょう。
そして、目指す職場でも述べた通り、
- いつまでも健康で働ける職場
- 危険がなく、安全な職場
- 衛生状態が良い職場
- 悩みや不安のない職場
以上を目指してどう動くか、今から考えておくのも良いでしょう。
皆様のアイディアで、明るく楽しい快適職場を目指していきましょう。