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【令和元年】1級土木施工管理技士の実地試験の解答速報【2019年】

施工管理

2019年10月6日(日)に、令和元年 1級土木施工管理技士の実地試験が行われました。

受験されたの皆さま、大変お疲れ様でした。

昨日、受験後の速報として下記のような記事を書きました。

上記記事内でも少々記載しておりましが、「令和元年度 1級土木施工管理技士の実地試験の解答」について、各企業さまから発表がありましたので、ここでご紹介いたします。

合否傾向を掴むためにも、ご自身の解答と照合させてみましょう。

本記事の内容

  • 令和元年度 1級土木施工管理技士の実地試験の解答
  • 令和元年度 1級土木施工管理技士の実地試験の解答確認後の動向について

令和元年度 1級土木施工管理技士の実地試験の解答

チェックシート

株式会社ユーキャン様の解答速報ページにて、令和元年度 1級土木施工管理技士の実地試験の解答試案が発表されましたので、ここに紹介します。

» 令和元年 1級土木施工管理技術検定 実地試験解答試案(ユーキャンさまより)

10/10には、地域開発研究所さまでも解答発表されました

待っていた方も多くいらっしゃったのでは?こちらも要チェックですね。

» 令和元年 1級土木施工管理技術検定 実地試験解答に関するページ(地域開発研究所さまより)

» 令和元年 1級土木施工管理技術検定 実地試験解答試案(地域開発研究所さまより)

なお、主催元(全国建設研修センター)では解答は公表しないとのことですので、要注意です。

解答だけではなく、試験問題も公表されています。

もし持っていない方は、こちらにありますので、ご確認ください。

» 令和元年 1級土木施工管理技術検定 実地試験問題(全国建設研修センターさまより)

なお、どのような試験でも、試験問題の解答用紙は、絶対に持ち帰ることを強くオススメします。

問題用紙に自分の解答を記載し、後日答え合わせをする。ここまでが、試験だと考えた方が良いです。なので、途中退出はおススメしません。

施工経験記述問題について

この解答は個々で異なるため、共通する解答例というものは存在しません。

なので、採点者の采配に委ねるしかありません。

解答用紙を提出し終わった後では、もうどうすることもできないため、果報を寝て待ちましょう。

ただ言えることは、今年度の問題は「品質管理」であったため、

  • 品質管理に関するする内容を記載していること
  • 工事名や工事の内容が正しく記載していること
  • 文章の意味が通じる書き方をしていること

上記については最低限書いていることが、合格の前提と言えるでしょう。

ご自身が書き提出した作文例があれば、第三者に読んでみてもらうと良いかもしれません。他人の目線で意味が通じるかどうかを判断してもらえれば、安心できますね。

1級土木施工管理技士の実地試験の解答確認後の動向について

本を開く

解答を確認して一喜一憂されているかと思いますが、合否傾向が掴めたら、それぞれ今後の動向について考える必要があります。

【注意】主催元による合格発表まで、正確な合否はわからないため自己判断だけで一喜一憂しすぎないことが重要です。

目安のひとつとしては、施工経験記述問題以外でも合格基準の6割以上を確保できているかどうかが指針となるかと考えます。

合格できそうな予感がする場合

この場合は、簡単に以下の通りです。

  • 「監理技術者」の資格が未所有の場合、その資格に関する情報を集める
  • 「監理技術者」の資格が未所有の場合、取得することを社内に周知する。
  • 「監理技術者」の資格所有の場合、必要に応じて書き換えを行う
    (お手元の資格証のうち、土木の項目に数字の1がつく)

何らかの1級施工管理技士に合格した場合、「監理技術者」になることができます。

ただし、監理技術者の資格者証の発行および講習受講が必要です。

詳しくは、監理技術者に関する各サイトをご確認ください。

» 監理技術者資格者証はこちら
» 監理技術者講習はこちら

また、未所有の方には紛らわしいかもしれませんが、

  • 監理技術者資格証の発行
  • 監理技術者講習受講および講習修了証の発行

上記2つは別ものであり、両方必要となります。

2つで1つの資格と言えるでしょう。なぜこのようなことになっているのかいまいち理解できませんが、仕組みなので受け入れるしかありません。

講習受講など、費用捻出やスケジュール調整も必要なので、必ず会社の上司には「監理技術者の手続きを進めたい」と伝えておきましょう。

必要に応じて、新規申請や資格証書き換えなど、滞りなく手続きを進めてください。

合格発表は、令和2年1月16日(木)です。

合格でなさそうな予感がする場合

残念ながら合格の自信がない場合、下記のような流れになるかと想定しています。

  • 次年度、実地試験を再受験する(学科試験合格の有効期限内であるため)
  • 次年度以降、学科試験および実地試験を再受験する。
  • あきらめる。

上記について、ちょっと補足説明します。

今年度(令和元年/2019年)学科試験に合格した場合

学科試験を合格した実績は、次年度(令和2年/2020年)にも有効とみなされると考えます。

主催元の公式発表はまだありませんが、毎年、前年度の学科試験合格者はその次の年の学科試験が免除となっているため、まず間違いないと考えます。

よって、令和元年(2019年)に合格していれば、その次の年の令和2年(2020年)は、免除となります。

実地試験の勉強のみに集中すれば良いので、負担は少し楽ですね。

今度こそ、早めの勉強着手で合格を目指しましょう!

次年度以降、学科試験および実地試験を再受験する

学科試験も実地試験も両方受験が必要なので少々大変かも知れませんが、今年度すでに勉強された内容の繰り返しとなります。

まったくのゼロからのスタートではないため、勉強時間をしっかり確保すれば合格はぐんと近づくはず。

試験勉強で苦手だと感じた箇所を重点的に、早めの勉強を進めましょう。

直近になってから勉強しようとしても、「急に業務が忙しくなり勉強できない」といったことも想定されるため、やはり早めの勉強計画が重要です。

あきらめる

無理に勉強しても辛いばかり…というときは、1年程度充電期間を設けても良いかもしれませんね。

「受験しよう!」とまた思えたときに着手することも悪いことではありません。

仕事が激務だったり、家庭環境のことを考えたりしなくてはいけないときなど、受験には厳しい環境と出会う年も珍しくはないでしょう。無理してご自身の心身を破壊してしまったら悲しいことです。状況を考慮しつつ、戦略的に撤退するのも時にはアリかなと。

再受験するならば、通信教育もオススメです

なお、他社サービスでの通信教育にて、学科試験・実地試験ともに教えてもらいつつ学ぶこともできるので、
「独学だから辛い」という方にはこのようなサービスも良いのかも知れません。



自信のない中で受験・不合格となり、何度も受講料を無駄にするくらいなら、いっそのことこのようなサービスに頼るというのもひとつの有効手段でしょう。

施工経験記述文章の代行も可能ですので、作文の悩みからも解き放たれます。

それだけで、実地試験が5割くらい負担が軽くなりそうです。

特に1級の施工管理技士は、所有しているかしていないかで見られる目が変わるため、早いうちに合格してしまった方が、何かと有利だと考えます。

  • 不合格濃厚で、1年という貴重な時間を無駄にする可能性が高い。
  • 不合格濃厚で、受験料を無駄にする可能性が高い。

このような方は、いっそ通信教育に切り替えた方が、お金も時間も有効活用できるかもですよ。

お金については投資と割り切り、1級土木施工管理の資格習得後に年収UP・そして回収できれば、全く問題ありませんよ。

宜しければ、サービス元のサイトにて詳細をご確認下さい。



改めて、合格発表日の確認です

合格発表は、令和2年1月16日(木)です。

自己採点したとしても、主催者側での合格発表日まで、どうなるかはわかりません。

必ずご自身で確認して、それからどう行動するか、判断する必要があります。

試験直後でお疲れでしょうが、余力が出てきた際には、本記事を参考に遅延ない手続きをして頂けることを願っています。

参考記事

その他の1級土木施工管理技士の試験についても、記事にしております。
併せてご確認下さい。