【耐える必要無し】建設業界から辞めたり、転職するのはアリ【業界内転職もOK】

年末年始休暇中に悩む人「仕事を始めてついに新しい年になった。年末年始休暇が楽しすぎて、辛い建設業界で働く気が薄れてきたかも…。」
2020年の仕事始めは、1月6日(月)という方が多いのではないでしょうか。
そして年末年始休暇の間、家族や親族と交流しつつ、この先の仕事(職業)や人生について悩んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
休みが長いと仕事復帰したくない気持ちも高まりますし、考える時間も長いため、将来のことを考えてしまう方も少なくないと思います。
特に記事タイトルにある通り、建設業界は「きつい・汚い・危険」という、いわゆる3K職場かつ激務であるため、考え直さない方が珍しいでしょう。
本記事では建設業界をやめるという観点から「本当にそれで良いのか」など、建設業界歴10年超えのショウジ(@jijitan85)が解説します。
結論:建設業界を辞めるのは、全然アリ【やりたい仕事を始めよう】
まず結論からお話ししますが、建設業界を辞めるという選択肢は、全然問題無しだと胸を張ってお伝えします。
理由は複数ありますが、例えば下記の通り。
- 建設業の環境は、あまり良くない(きつい・汚い・危険=3K職場)
- 重層下請構造のため、上の者がおかしい会社でも逆ら得ない・要求が多すぎ
- 純粋に、休みがない
- 社会貢献度合いに対し、給料が低い
勿論、人によって上記内容が合わなかったり、他に要因があったりするでしょうが、少なからず外れてはいないかと考えています。
むしろ、外れていなく、結構致命的な内容だったりしますね。
そして、その致命的な内容というのは時間経過で良くなる保証が全くないため、早々に辞めるという選択肢も全然アリです。
ただ単に「耐える」だけでは芽が出ないのは周知のことだとは思いますが、
- やってみて、やらせてみて、覚えさせる
がある程度できている環境にいないと、いくら耐えていても成長につながりません。
そのような環境下にない場合は、ただのいじめの可能性もありますね。辞めても問題無しです。
辞めることは悪いことではない
世の中には、
- ○○年も経たずして辞めるなんて、根性がない
- 他に行っても通用しない
などと、言ってくる人もいるでしょうし、
- 辞めたら迷惑がかかる
- 自分の力が他の業界・会社で通じるか怖い
と、思う方もいるでしょう。
お互いの言い分はわかるのですが、辞める方・辞められる方共に「辞めることは悪いこと」という意識がどこかにあるパターンが割と見受けられます。
ではなぜ「辞めることが悪いこと」という意識が生まれてしまうのでしょうか。
- 仕事が嫌だけれど、会社の仲間はいい人だった
- 自分がいなくなることで、みんなに迷惑をかける
優しい心を持っている人であれば、こんな考えを持つ方もいらっしゃるでしょう。
ただし、それは思い込みすぎであることは間違いないでしょう。
もしいたら、よく思い出して、考えてみて下さい。
- 誰かが欠けて、仕事が回らなくなった会社はありましたか?
- 誰かが欠けて、倒産した会社はありましたか?
一気に複数名抜ければ別ですが…一人が急にいなくなっても仕事は回るし、会社は続いていきます。
確かに一人当たりの負担は少々増えるかもしれませんが、欠けた分、会社は業務維持のためまた誰かを補填するので問題無し。
短期間で人が減り続ける会社はよっぽどのことがない限り滅多にないため、人が増えたり減ったりを繰り返しながらも、会社は残り続けますよ。
なお、誰かが欠けてもなお人も取らず、人が減り続け一人当たりの負担が増える一方であれば、そのような会社は潰してしまった方が世の中のためだと考えます。
そして何より、辞めた後のことまで、辞めていく人が考える必要はありません。
そこまで心配しても退職金は増えませんし、辞めた後の人生がバラ色に変化するわけでもありませんので、辞めると決めたら潔く、辞める会社のことはもう考えないことにしましょう。
辞めることは、悪いことではありません。
ですが、辞めると決めてなお「俺がいなくなったら…」とか、「みんなに迷惑をかけるかも…」といった中途半端な優しさを持つことは、悪いことかもしれません。
腹を決めたら、堂々と、辞めましょう。
転職するなら、しっかり考えよう【何のために辞め、働くのか】
どうしても今すぐ会社を辞める理由がある場合、早々に辞めてしまった方が時間もお金も有意義に使えるでしょう。
ですが、特別な理由がない場合は、いきなり辞めるリスク(退職後、再就職までの衣食住に係る費用など)に耐えられない場合はしっかりと先のことを考えてから行動に移した方が吉でしょう。
失業保険を利用したい場合
なお、「失業保険があるじゃん」という方もいるかもしれませんが、給付条件や手続きなどもありますので、利用する場合はそのシステムをしっかりと理解しておく必要があります。
例えば、下記リンクを参照下さい。
失業保険(失業給付金)とは?受給資格や条件、計算方法、給付期間、障害がある場合の受給などについて解説します。 | LITALICO仕事ナビ
失業保険(失業給付金)とは、会社を退職した際に受け取ることができる手当のことです。雇用保険への加入や就職活動の実績など、受給するためにはいくつかの条件に該当する必要があります。この記事では、失業保険の受給資格や条件、給付額の計算方法、給付期間、また障害がある場合の受給などについて解説します。
たまに「失業保険をもらうのは恥ずかしい気がする」と言った方も見受けられますが、今までしっかりと働き、税を納めていたのであれば、全く恥じることはないと考えます。
建設業界を完全に辞めるか、建設業界に再就職するか
辞めると決めたからには、主に下記の選択肢があるかと考えます。
- 建設業界を辞め、新たな業界に就職する
- 建設業界を辞め、新たな業界で起業する
- 建設業界は辞めず、業界内の別会社に就職する
- 建設業界は辞めず、業界内で起業する。
建設業界を辞めるか、辞めないかそして会社に就職するか、起業するかで行動方針が変わってきますね。
もしこの文章を読んでいる方で今の会社を辞めようか悩んでいる方は、この辺りをきちんと考えているでしょうか?
転職をしようとしている方向けの記事
「求人が多い職種」を紹介しています。建設業界で転職するのも、違う業界で転職するのも、参考になるかと。
有効求人倍率が常に高いのは「建設業」その他の職種も今なら高給・好待遇求人で多数募集中【職探し・転職】
有効求人倍率とは、仕事を探している求職者1人あたり何件の求人があるのかを示すもので、この倍率が高いほど「企業が多くの人を求めている=需要があり活気がある」ことを示します。需要のある業種は金回りもよく、高給・好待遇な場所が多いです。現在職探し中だったり転職を考えている方は、この指標を元に職探しをすると良いでしょう。
起業する方向けの記事
起業直後は顧客獲得が困難かもしれません。そんな時にお役に立てるサービスを紹介しています。
【独立・企業・中小企業支援】新規顧客の獲得と売上げ増加・集客を助ける方法【営業し放題】
独立・起業した直後などは、取引先・集客の確保拡充や、売上増加・収入の安定まで不安な日々が続きますね。一人親方さんもそうでしょうし、中小企業の経営者にも該当する内容かもしれません。ここでは、他社サービスを利用してそのような悩みから抜け出し、さらに他社と差をつけるための方法を解説します。
さらに、起業後、テレビの力を借りて宣伝したい方向けの記事も参考にどうぞ。
【本当の働き方改革】テレビやメディアの力で企業や個人の価値を広める方法【楽しい・面白いが価値になる】
過去に「日本ブレイク工業」という会社の社歌がテレビで取り上げられて、空前の大ヒットとなりました。この現象まさに時代を先取りした「働き方改革」なのでは?と考えてしまいます。テレビ出演やCMなどの宣伝効果は抜群で、時代の寵児に登りつめることも夢ではありません。ここでは、その方法の一つとして、効果的なものをここで紹介します。
会社をなぜ辞めるか、理想は何かを自覚しよう
ノープランで辞めるのも悪くはありませんが、辞めた後の筋道をぼんやりとでも考えているかどうかで、再就職または起業が良い結果となる確率は上がるかと考えます。
ここは、働き方をどう考えているかで結構違ってくるかと思いますが、正解はないため、ご自身が悔いのない選択だと胸を張って言える道を進むべきです。
- とにかく、金を稼ぐ
- 金より、自由な時間が欲しい
- 転勤なしで、家族と一緒にいたい
例えば、ライフスタイルに合わせて上記のような選択肢があるでしょう。
どれも生き方としては正解だと考えます。
ただし、それが自分の納得した道であることが前提です。
様々な意見を聞いて考えることは重要なことですが、決定権は、ご自身にあります。必ず、自分で決めましょう。
自分の人生は、人のせいにはできません。
仕事については、「なぜ辞め、なぜ新しく始めるのか」をきちんと自分の中で納得することが重要です。
そこが納得できないと、本当に求めるものが得られない可能性大です。
令和元年度の年度末も、じきにやってきます。
色々と考えてしまう期間ではあると思いますが、仕事のこと、生活のことを悩みつつも、常に最良と言える選択ができるよう生きていきましょう。
最後に繰り返しとなりますが、業界からの転職や再就職は全然問題なしです。
もし思い詰めるほどに今の会社を辞めたいと思うのであれば、勤務中の時間があなたの心身を破壊してしまう前に、辞めることを私は提案します。
自分の時間を、取り戻しましょう。