Shoji

【真冬の仕事】体調不良・凍傷にならないための防寒対策【現場は辛いよ】

安全

気づけば、2019年も12月中旬を迎えることとなりました。

あっという間に1年が終わってしまいますね。

さてこの12月、「師走=師も忙しく走り回る」と言われるくらい、どの業界も忙しい時期でもあります。

当ブログで主に取り扱う「建設業」にとっても忙しい時期ですね。特に過酷な現場で働く皆様には、最大限の敬意を表したいところです。

私も建設業、しかも北海道の厳寒地で働く者なので、同業者さまの過酷な状況は理解・想像できると自負しております。

本記事では真冬時期に働く皆様が、寒さを軽視して体調不良や凍傷にならないよう、真冬の作業の過酷さを振り返りつつ対策などについて、解説します。

本記事の内容

  • 真冬の現場仕事は過酷【風邪・体調不良・凍傷リスク激増】
  • 効果的な凍傷予防・防寒対策

真冬の現場仕事は過酷【風邪・体調不良・凍傷リスク激増】

凍りついた水の結晶

言うまでもなく、冬は寒く、働くには厳しい状況です。

外作業は勿論、たとえ室内でも暖房器具がに場所では相当寒いですよね。

特に建設業の皆様にとっては、決して快適な環境ではないはず。

  • 外は、勿論寒い。地域によっては、吹雪く。
  • 室内も寒く、常に暖房が行き届く場所ではない。
  • 仮設トイレが凍る

例として、上記の通り。

仕事場が過酷なのは辛いですが、トイレが凍ったりするのは切ないですよね。せめて、休憩できる環境だけは暖を取れたり凍結とは縁のないよう、元請さんをはじめ現場環境改善を考慮してほしいところです。

建設業は真冬でも休めない

たとえ環境が悪くても、請け負ったからには働かざるを得ないのがほとんどの建設業者だと思います。

「寒いから帰ります/やっぱり契約解除します」だなんてまずあり得ませんね。

私自身も、契約した業者さんにそんなこと言われて帰られたら途方に暮れてしまいますし、現場だけで収まる話ではなくなってしまいます。

そして12月などの年末年始を目前にすると、仕事を終わらせたりするために「追い込み」をかけたりしますね。

そのため、この時期は休みもなく忙しい日々を送る方が多いのではないでしょうか。

そのような状況で、

  • 過酷な環境(気温・季節)
  • 肉体の疲労蓄積
  • メンタルの消耗

などにより、冬期特有の体調不良(風邪・インフルエンザ・凍傷など)に悩まされる確率も激増します。

そのようなものに悩むことがないようにどうすれば良いか、これより詳しく解説します。

厳寒に立ち向かうためには体温維持が重要

真冬の厳寒に体調をやられないようにするためには、何はともかく「体温の保温」が重要です。

体温が下がったり上がったりと、一定じゃないと体内機能が狂い、体調を崩します。

特に冬場は、

  • 着込む(あったかい)
  • 汗をかく(湿って不快になる)
  • 汗が冷える(寒くなる)

の流れが起きやすいですね。

着込むことは、悪くない

寒さ対策として、着込むことは決して悪いことではありません。ですが、上述の通り、汗をかいてしまうほどの過度な防寒対策は、NGです。

汗を一度かくと、なかなか乾かないため、環境によってはしばらく汗の湿った感触が消えないことも想定されます。その不快感が、体調を崩す可能性もあり。

なので、緊急時は仕方ないとして、汗をかくような行動(走る・単身で重いものを運ぶなどの無理をする)などは極力しないよう配慮が必要かと。

勿論、他者にも汗をかかせないような配慮が必要です。

当然ですが、汗をかく/かかないを抜きにして、防寒対策は必須ですよ。

後述しますが、着衣のレイヤー(重ね着)でこの問題を解消・軽減できます。

そしてご飯をきちんと食べ、栄養補給を怠らないようにしましょうね。

「酒とつまみだけ」というのは健康面であまりオススメしませんので、味噌汁・納豆くらいは食べた方が良い気もします。

無理して働くことの代償

無理して働けば、風邪・インフルエンザ・凍傷になるリスクが激増します。

風邪

風邪を甘くみてはいけません。体の節々が痛くなったり、熱が出たり咳が出たりと、いいことが全くありません。
そして、最悪は他の病気の引き金となり得る可能性もあるため、「風邪かな…」と感じた場合は休んだり薬を飲んだりと、早めの対処が必要ですよ。

インフルエンザ

寒いから感染するというわけではありませんが、体調がイマイチな時は免疫力が落ちるため、感染リスクが高まります。

特に、仕事後にパチンコ店など不特定多数が集まる場所に行ってしまうと、やばいですね。実際、私の会社の社員もそれでインフルエンザになりました。

凍傷

「ちょっとくらい大丈夫」と甘く見て手袋をしなかったり、耳丸出しで作業していたりすると、凍傷になってしまう可能性があります。

凍傷は、最悪体を切断して除去しなくてはならないくらいの状況(壊死)になるため、要注意です。

このような悲しいトラブルには極力縁のないよう働きたいですよね。

予防策としては、下記の通りです。

  • 体温維持に努める
  • 体調不良だな…と感じたら無理をしない
  • 酷い場合は、休む
  • 体を外気にさらさないよう防寒対策を行う

どれも簡単そうに見えて、「きちんと管理・配慮する」という意思がないと疎かになってしまうものばかりだったりします。

この中で、体調不良については「なってしまったら」どうしようもないことですが、「防寒対策」については、あらかじめ自主的に取り組めるものです。

快適かつ効果的な防寒対策【凍傷なんて怖くない】

防寒対策で着込んだ少年

快適な労働環境を作るための防寒対策として、具体例を説明します。

首・口元の保護【ネックウォーマー最強説】

私が一番重要だと感じるのは、首元(口周りを含む)の保護です。

簡潔に、「ネックウォーマーを身につけよう」ということです。

首は太い血管が走っており、ここが保温されるだけで耐寒力がぐんと高まります。

また、防寒ジャケットと組み合わせ、首〜ジャケットの隙間を失くせば、かなりあったかいです。

もしネックウォーマーを使ったことがない方がいらっしゃれば、すぐに手に入れてください。世界が変わります。

冗談ではなく、ネックウォーマーだけあればなんとかなるかもと思わせるくらい、体感温度が変わります。

ネックウォーマーは長さもそれなりにあったりするため、口元(頰含む)の保護にも一役買ってくれます。

真冬の着込み方【重ね着が重要】

山登りなどをする方にとってはもうすでにご存知かもしれませんが、服はレイヤー構成(重ね着)が重要です。

  • ベースレイヤー(汗を吸湿・速乾させる)
  • ミドルレイヤー(保温着)
  • アウターレイヤー(雨風をしのぐ)

大きく、この3点に注目します。

重ね着の例

私は冬はよく下記の通り、着込みます。

  1. エアリズム(ユニクロ)
  2. タートルネック(ユニクロ)
  3. 会社貸与作業着(薄シャツ)
  4. 会社貸与作業着(厚作業着)
  5. 会社貸与防寒着
  6. 状況に応じて、カッパ(雨天時など)

上記の通り、細かく着込んでおります。

作業のウエイトに応じて着込む数を調整したり、どうしても汗をかいて不快な場合は脱ぎ捨てても支障がないよう、このような構成にしています。

皆さんの中で、レイヤー(重ね着)を意識していないという方がいらっしゃれば、レイヤーのそれぞれの役割を考えつつ細かく温度調節ができる着込みを考慮してみるのもいいかもしれません。

例えばですが、以下のようなものが各レイヤーの役割となりえるでしょう。

ベースレイヤー

ミドルレイヤー


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アウターレイヤー

ご参考にしてみてください。

なお、建設業の強い味方、ワークマンさまでは種類も豊富にありますので、どうぞご確認してみてください。



末端の保護【手・指・耳・足】

これまでで首元や体の保護はできました。

ですが、手・指・耳・足などの体の末端とも呼べる箇所の防寒対策はまだ完全ではありません。

手と指

作業性と直結する部分なので難しいですが、器用さを要さないのであれば、テムレスが超おすすめです。

暖かく、長時間着用していてもその名の通り手が蒸れないので快適です。

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もし器用さが必要であれば、シンサレート製品もおすすめです。

若干厚みはありますが、それでも薄く仕上がっています。

それよりも器用さを必要とするのであれば、防寒手袋は無理かもです。

ですが、作業が終わったらすぐに手指を保護するよう努めましょう。

ヘルメットに着用するタイプや、ニット帽のようなものをヘルメットの下に被り、耳を保護するのもおすすめです。


耳も長い間冷たい外気にさらされれば凍傷となる可能性は十分にあります。

見た目がどうのこうのとこだわっている場合ではないので、きちんと保護しましょう。

しっかりと防寒長靴(つま先が保護された安全靴)を履きましょう。

軽くて防寒がしっかりされているタイプ、今では結構な種類がありますね。


なおこのように足を保護するインナーもあります。

試しましたが北海道の厳寒地域ではあまり効果を得られませんでした。他の都府県であれば有効かもしれませんので、参考程度にお知らせ位します。

その他

カイロや湯たんぽなど、体温を高められるものは準備していると作業が捗るかもしれませんね。

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快適な環境で冬を乗り切ろう

このようなグッズを駆使しつつ、体を労わりつつ、厳しい冬の現場を乗り切りましょう。

私も冬の作業がまだまだあるため、負けずに頑張っていきたいと思います。

風邪やインフルエンザ、凍傷などのトラブルとは無縁なゼロ災職場をお互い作り上げていきましょう。